さらさら/僕はきっと旅に出る

スピッツ( SPITZ ) さらさら/僕はきっと旅に出る歌詞
1.さらさら

作詞:草野正宗
作曲:草野正宗

素直になりたくて言葉を探す
何かあるようで何もなくて
雨の音だけが 部屋をうめていく

だから眠りにつくまで そばにいて欲しいだけさ
見てない時は自由でいい
まだ続くと信じてる 朝が来るって信じてる
悲しみは忘れないまま

的外ればかりまた謝って
ゆがんでいることに甘えながら

君の指先の 冷たさを想う
いつも気にしていたいんだ 永遠なんてないから
少しでも楽しくなって
遠く知らない街から 手紙が届くような
ときめきを作れたらなあ

ゴリゴリ力でつぶされそうで 身体を水に作り変えていく
魚の君を泳がせ 湖へ湖へ
優しい光が僕らに射して 巧妙な罠を抜け出したんだ
夢オチじゃないお話 100度目の答えなら 正解 正解

眠りにつくまで そばにいて欲しいだけさ
結び目はほどけそうでも
まだ続くと信じてる 朝が来るって信じてる
悲しみは忘れないまま

眠りにつくまで そばにいて欲しいだけさ
見てない時は自由でいい
まだ続くと信じてる 朝が来るって信じてる
悲しみは忘れないまま


2.僕はきっと旅に出る

作詞:草野正宗
作曲:草野正宗

笑えない日々のはじっこで 普通の世界が怖くて
君と旅した思い出が 曲がった魂整えてく
今日も ありがとう

僕はきっと旅に出る 今はまだ難しいけど
未知の歌や匂いや 不思議な景色探しに
星の無い空見上げて あふれそうな星を描く
愚かだろうか? 想像じゃなくなるそん時まで

指の汚れが落ちなくて 長いこと水で洗ったり
朝の日射しを避けながら 裏道選んで歩いたり
でもね わかってる

またいつか旅に出る 懲りずにまだ憧れてる
地図にも無い島へ 何を持っていこうかと
心地良い風を受けて 青い翼広げながら
約束した君を 少しだけ待ちたい

きらめいた街の 境目にある 廃墟の中から外を眺めてた
神様じゃなく たまたまじゃなく はばたくことを許されたら

僕はきっと旅に出る 今はまだ難しいけど
初夏の虫のように 刹那の命はずませ
小さな雲のすき間に ひとつだけ星が光る
たぶんそれは叶うよ 願い続けてれば
愚かだろうか? 想像じゃなくなるそん時まで